20201612月

伊勢市人権啓発講座について

 鈴鹿大学教授で、当センターの副理事長でもある仲律子先生が、12月18日(日)、伊勢市人権啓発講座で「犯罪被害者とその家族の人権~私たちにできること」というテーマの講演をされました。

~講義の内容(抜粋)~
犯罪被害で大切な家族が亡くなることは予測できません。予測できないがために、私たちは日頃から”犯罪被害は自分とは関係がない”と考えていますが、いつ被害者になるかわからないのが犯罪被害の特徴でもあります。
また、犯罪被害は①非常に破壊的であること②被害者と加害者が存在すること③警察や司法が介在すること④二次被害が起きやすいこと⑤犯罪被害者に対する偏見があること⑥犯罪被害者への支援が確立されていないことなどによって、被害からの回復が遅れてしまうことが多いのも特徴です。
日本と海外の類似事件を例にとると、日本では遺族への支援がなく、被害者が顔や名前を出すこともありません。イギリスやアメリカでは、被害者が顔や名前を堂々と出して、声をあげていますが、これは多くの国民が被害者の側に立って、被害者を支援しているからです。
何も悪くない被害者が社会から身を隠さなければならない日本の現状について、今一度、考えてみてください。

という内容でした。
犯罪の被害に遭われた方々の心の傷は深く、とうてい癒やすことのできるものではありませんが、皆様お一人お一人が、犯罪の被害に遭われた方の側に立って考えることが、犯罪被害者支援の一歩となります。犯罪被害者へのご理解と支援活動へのご協力をお願いいたします。

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